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襲着
ふりがな文庫
“襲着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かさねぎ
83.3%
したぎ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさねぎ
(逆引き)
十九ばかりの品のあるお嬢さんが、しっとり寂しいほど、
着痩
(
きや
)
せのした、
縞
(
しま
)
お召に、ゆうぜんの
襲着
(
かさねぎ
)
して、
藍地
(
あいじ
)
糸錦の丸帯。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切
(
きつ
)
て來りつゝ居合はせし善六に向ひ
尋
(
たづ
)
ぬる樣に昨日
年頃
(
としのころ
)
十八九の女の
黒縮緬
(
くろちりめん
)
に八丈の小袖を
襲着
(
かさねぎ
)
せしが
若
(
もし
)
や
此道筋
(
このみちすぢ
)
を通りしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
襲着(かさねぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
したぎ
(逆引き)
髻
(
もとどり
)
千切れた髪、蒼白な顔、嵐に揉まれる牡丹桜とでも云おうか、友禅の小袖の袖口からは、緋の
襲着
(
したぎ
)
がこぼれ、
半分
(
なかば
)
解けた帯の間からは、身悶えするごとに、
鴇色
(
ときいろ
)
の帯揚げがはみ出し
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
襲着(したぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
襲
常用漢字
中学
部首:⾐
22画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“襲”で始まる語句
襲
襲撃
襲来
襲衣
襲來
襲入
襲封
襲重鱗茎
襲兵
襲名
“襲着”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
国枝史郎