“襲封”の読み方と例文
読み方割合
しゅうほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世子綱条の襲封しゅうほうと同時に、こういい渡してあるので、かれは一切の政務から身を外にいていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
養父本皓ほんこうの五十八歳で亡くなったのが、天明四年二月二十九日で、信明の襲封しゅうほうと同日である。信明はもう土佐守と称していた。主君が二十三歳、允成が二十一歳である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)