“襲来”のいろいろな読み方と例文
旧字:襲來
読み方割合
しゅうらい93.8%
おそひ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富士男、ゴルドン、ドノバンの三人は、もしも猛獣もうじゅう蕃人ばんじんなどが襲来しゅうらいしはせぬかと、かわるがわる甲板に、見張りをすることにきめた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
十二日は朝から曇った寒い日であったが、予想のごとく、敵の浦塩艦隊うらじおかんたい津軽海峡つがるかいきょう襲来しゅうらいして、商船奈古浦丸なこのうらまる轟沈ごうちんしたという知らせが来た。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
よる稜威みいづ暴風あらし襲来おそひ、恐ろしき
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)