“しゅうらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
襲来100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえ魔の軍たりとも、御楯みたての王軍が行くところ、なにほどの抗戦あらがいをなしえようぞ。——かつては襲来しゅうらい蒙古もうこの外兵十万を、博多ノ浜にほうむッたためしさえある。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三十年ののち、その時の二人の僧、——加藤清正と小西行長とは八兆八億の兵と共に朝鮮八道へ襲来しゅうらいした。家を焼かれた八道の民は親は子を失い、夫は妻を奪われ、右往左往うおうさおうに逃げまどった。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
賊の襲来しゅうらいにそなえました。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)