“竿頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんとう81.8%
さおさき9.1%
さおがしら9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらに、竿頭かんとう一歩、漢室の復興という希望も、はや、痴人ちじんの夢ではありません。その実現を期することができる……と、私は信じまする
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と自分は挨拶して、乱杭のむこうに鉤を投じ、自分の竿を自分の打った釘に載せて、静かに竿頭さおさきを眺めた。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一号舟の竿頭さおがしらが百尾釣り二番が九十尾釣ったとして、二号舟の一番が八十尾でも竿頭を横にとって行くので、九十尾の人より八十尾の者が二等になる。
江戸前の釣り (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)