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竿頭
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さおさき
ふりがな文庫
“
竿頭
(
さおさき
)” の例文
と自分は挨拶して、乱杭のむこうに鉤を投じ、自分の竿を自分の打った釘に載せて、静かに
竿頭
(
さおさき
)
を眺めた。
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それから、清江に対して、一意専心、
竿頭
(
さおさき
)
を望んでる間といふものは、実に無我無心、六根清浄の仏様か神様です。人間以上の動物です。たツた一度試して見給へ。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
竿は長くても短くても、理窟は同しですが、
斯
(
か
)
う構へて
中
(
あた
)
りを待ツてるでせう。やがて、
竿頭
(
さおさき
)
の微動で、来たなと思ツても、食ひ込むまで、構はず置くです。鮒ですから…………。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
“竿頭”の意味
《名詞》
竿の先。
(出典:Wiktionary)
竿
漢検準1級
部首:⽵
9画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“竿頭”で始まる語句
竿頭一瓢