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たんたん
ふりがな文庫
“たんたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タンタン
語句
割合
坦々
64.9%
淡々
15.8%
眈々
12.3%
潭々
1.8%
癱瘓
1.8%
短歎
1.8%
緂々
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坦々
(逆引き)
数千年来、数億の人々が
踏
(
ふ
)
み
固
(
かた
)
めてくれた、
坦々
(
たんたん
)
たる
平
(
たいら
)
かな道である。
吾人
(
ごじん
)
が母の
胎内
(
たいない
)
においてすでに幾分か聞いて来た道である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
たんたん(坦々)の例文をもっと
(37作品)
見る
淡々
(逆引き)
「では申しあげましょう、とるに足らぬひが事には過ぎませんが」と、正成は世間ばなしでもするように
淡々
(
たんたん
)
とこう言った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たんたん(淡々)の例文をもっと
(9作品)
見る
眈々
(逆引き)
一八八九年の三月、アピア湾内には、米艦二隻英艦一隻が独艦三隻と
対峙
(
たいじ
)
し、市の背後の森林にはマターファの率いる叛軍が虎視
眈々
(
たんたん
)
と機を
窺
(
うかが
)
っていた。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
たんたん(眈々)の例文をもっと
(7作品)
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潭々
(逆引き)
が、その平静は、
潭々
(
たんたん
)
と
湛
(
たた
)
えた水だ。深さもあり渋味もあり、そして波瀾も蔵している。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
たんたん(潭々)の例文をもっと
(1作品)
見る
癱瘓
(逆引き)
元板
(
げんはん
)
再校
千金方
(
せんきんほう
)
跋、
書医心方後
(
いしんほうののちにしょす
)
、
知久吉正翁墓碣
(
ちくよしまさおうぼけつ
)
、
駱駝考
(
らくだこう
)
、
癱瘓
(
たんたん
)
、論語義疏跋、
告蘭軒先生之霊
(
らんけんせんせいのれいにつぐ
)
の十八篇である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
たんたん(癱瘓)の例文をもっと
(1作品)
見る
短歎
(逆引き)
予は
其
(
それ
)
を聞くと
整
(
ひと
)
しく口をつぐみて
悄気返
(
しよげかへ
)
れば、
春雨
(
しゆんう
)
恰
(
あたか
)
も窓外に囁き至る、
瀟々
(
せう/\
)
の音に和し、
長吁
(
ちようう
)
短歎
(
たんたん
)
絶えてまた続く、婦人の
泣音
(
きふおん
)
怪
(
あやし
)
むに堪へたり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
たんたん(短歎)の例文をもっと
(1作品)
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緂々
(逆引き)
暫
(
しばら
)
く進むと右からマツクラという沢が来ている、マツクラ沢の対岸の岩側が
緂々
(
たんたん
)
筋のように見えるから
鎧
(
よろい
)
グラ(岩の転か)と呼ばれてある、鎧グラの上方を登るのであるが
平ヶ岳登攀記
(新字新仮名)
/
高頭仁兵衛
(著)
たんたん(緂々)の例文をもっと
(1作品)
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