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瀟々
ふりがな文庫
“瀟々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうしょう
72.7%
しとしと
18.2%
せう/\
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうしょう
(逆引き)
瀟々
(
しょうしょう
)
、外の雨声ばかりで、寒室の
燭
(
しょく
)
は、油も凍るか、いとど火色も細い。火の気といっては、家康の側に、
手炉
(
しゅろ
)
一つあるきりだった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瀟々(しょうしょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
しとしと
(逆引き)
況
(
まし
)
て飛騨山中の冬の夜は、凍えるばかりに寒かった。霧に似たる
細雨
(
こさめ
)
は隙間もなく
瀟々
(
しとしと
)
と
降頻
(
ふりしき
)
って、濡れたる手足は
麻痺
(
しび
)
れるように感じた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
瀟々(しとしと)の例文をもっと
(2作品)
見る
せう/\
(逆引き)
予は
其
(
それ
)
を聞くと
整
(
ひと
)
しく口をつぐみて
悄気返
(
しよげかへ
)
れば、
春雨
(
しゆんう
)
恰
(
あたか
)
も窓外に囁き至る、
瀟々
(
せう/\
)
の音に和し、
長吁
(
ちようう
)
短歎
(
たんたん
)
絶えてまた続く、婦人の
泣音
(
きふおん
)
怪
(
あやし
)
むに堪へたり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
瀟々(せう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
瀟
漢検1級
部首:⽔
19画
々
3画
“瀟”で始まる語句
瀟洒
瀟灑
瀟湘
瀟然
瀟麗
瀟湘亭
瀟湘夜雨
“瀟々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
辰野隆
吉川英治
谷崎潤一郎
林芙美子
岡本綺堂
泉鏡花