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手炉
ふりがな文庫
“手炉”のいろいろな読み方と例文
旧字:
手爐
読み方
割合
てあぶり
40.0%
しゅろ
40.0%
てろ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てあぶり
(逆引き)
袋棚
(
ふくろだな
)
と障子との
片隅
(
かたすみ
)
に
手炉
(
てあぶり
)
を囲みて、
蜜柑
(
みかん
)
を
剥
(
む
)
きつつ
語
(
かたら
)
ふ男の
一個
(
ひとり
)
は、彼の横顔を
恍惚
(
ほれぼれ
)
と
遙
(
はるか
)
に見入りたりしが、
遂
(
つひ
)
に
思堪
(
おもひた
)
へざらんやうに
呻
(
うめ
)
き
出
(
いだ
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
手炉(てあぶり)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゅろ
(逆引き)
瀟々
(
しょうしょう
)
、外の雨声ばかりで、寒室の
燭
(
しょく
)
は、油も凍るか、いとど火色も細い。火の気といっては、家康の側に、
手炉
(
しゅろ
)
一つあるきりだった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手炉(しゅろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
てろ
(逆引き)
筑前に
褥
(
しとね
)
をとらせよ、寒いから
手炉
(
てろ
)
を与えよ、茶よりも、酒がよかろう、まだ夕食は前かすんだか——などという
細々
(
こまごま
)
しいことまで、左右に命じ、彼にたずね
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手炉(てろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
炉
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
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