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しゅろ
ふりがな文庫
“しゅろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
棕櫚
62.9%
棕梠
28.9%
椶櫚
6.2%
手炉
2.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棕櫚
(逆引き)
茶の間の方には、茶室めいた造りの
小室
(
こま
)
さえ附いていた。庭には枝ぶりのよい梅や
棕櫚
(
しゅろ
)
などがあった。小さい
燈籠
(
とうろう
)
も据えてあった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しゅろ(棕櫚)の例文をもっと
(50作品+)
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棕梠
(逆引き)
彼女は、
弾
(
はじ
)
かれたようにベンチから飛び上がった。とたんに、
棕梠
(
しゅろ
)
の葉が手をたたくように揺れて、あたりの闇が、笑い声に騒いだ。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しゅろ(棕梠)の例文をもっと
(28作品)
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椶櫚
(逆引き)
夜中にふと眼がさめると台所の
土間
(
どま
)
の井戸端で虫の声が恐ろしく高く響いているが、傍には母も父も居ない。戸の外で
椶櫚
(
しゅろ
)
の葉がかさかさと鳴っている。
追憶の冬夜
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
しゅろ(椶櫚)の例文をもっと
(6作品)
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手炉
(逆引き)
一、空想によりて俳句を得んとするには、
兀坐
(
ごつざ
)
瞑目
(
めいもく
)
して天上の理想界を
画
(
えが
)
き出すも可なり。
机頭
(
きとう
)
手炉
(
しゅろ
)
を
擁
(
よう
)
して過去の実験を想ひ起すも可なり。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
しゅろ(手炉)の例文をもっと
(2作品)
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