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椶櫚
ふりがな文庫
“椶櫚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅろ
75.0%
しゆろ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅろ
(逆引き)
しかしこれはつい昨今急激な軟化をして、着物の袖を長くし、袴の裾を長くし、天を指していた
椶櫚
(
しゅろ
)
のような髪の毛に香油を塗っていたのであった。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
夜中にふと眼がさめると台所の
土間
(
どま
)
の井戸端で虫の声が恐ろしく高く響いているが、傍には母も父も居ない。戸の外で
椶櫚
(
しゅろ
)
の葉がかさかさと鳴っている。
追憶の冬夜
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
椶櫚(しゅろ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しゆろ
(逆引き)
これより始終谷を下り、日没
椶櫚
(
しゆろ
)
生
(
お
)
ふるエニンに到り、
独逸
(
どいつ
)
人のホテルに投ず。今日は終日サマリヤの山を行けるなり。行程わづかに七里余。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
信
(
しん
)
の涙か、
憧憬
(
あくがれ
)
の孤寂の闇の
椶櫚
(
しゆろ
)
の花
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
椶櫚(しゆろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“椶櫚(シュロ)”の解説
シュロ(棕櫚・棕梠・椶櫚)は、ヤシ目ヤシ科シュロ属 Trachycarpus の樹木の総称である。
5種以上が属する。シュロという名は、狭義には、そのうち1種のワシュロの別名とされることもある。逆に広義には、他の様々なヤシ科植物を意味することもある。
常緑高木。温暖で、排水良好な土地を好み、乾湿、陰陽の土地条件を選ばず、耐潮性も併せ持つ強健な樹種である。生育は遅く、管理が少なく済むため、手間がかからない。
(出典:Wikipedia)
椶
漢検1級
部首:⽊
13画
櫚
漢検1級
部首:⽊
19画
“椶櫚”の関連語
棕櫚
棕梠
“椶櫚”で始まる語句
椶櫚竹
椶櫚箒
検索の候補
椶櫚竹
椶櫚箒
“椶櫚”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
徳冨蘆花
牧野富太郎
蒲原有明
森鴎外
永井荷風
寺田寅彦