“てろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テロ
語句割合
手炉50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑前にしとねをとらせよ、寒いから手炉てろを与えよ、茶よりも、酒がよかろう、まだ夕食は前かすんだか——などという細々こまごましいことまで、左右に命じ、彼にたずね
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一肌一容いっきいちよう、体をつくし、研を究めようとも、彼は学んで而してこれをなし得るのではないから、示して以て能を誇るのでもない。いわんやてろうて以てひょうするものでないことは勿論である。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)