“一肌一容”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっきいちよう50.0%
いつきいちよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一肌一容いっきいちよう、体をつくし、研を究めようとも、彼は学んで而してこれをなし得るのではないから、示して以て能を誇るのでもない。いわんやてろうて以てひょうするものでないことは勿論である。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一肌一容いつきいちよう、態ヲ尽シけんヲ極メ、ゆるク立チ遠ク視テ幸ヒヲ望ム。まみユルコトヲ得ザルモノ三十六年……
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)