“ひけら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒケラ
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それぞ箕輪の骨牌会かるたかいに三百円の金剛石ダイアモンドひけらかせし男にあらずやと、貫一はひそか嘲笑あざわらへり。されど又余りにその人の意外なるにおどろきて、やがて又彼は自ら笑ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
暗に幾人かの女を世話していることをひけらかし、自身の金力と親切を誇示するかのような態度に、好い気持のするわけもなく、それに目をつぶるとしても
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)