“かがや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カガヤ
語句割合
49.5%
耀26.1%
9.2%
5.9%
5.0%
2.6%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
(他:1)0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくをみると、鳶色とびいろひとみかがやかせ、「どうしたのホスマラア」と可愛かわいい声でさけびます。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
そしてそとると、はたして、太陽たいようのこずえのうえ元気げんきよくかがやいていました。
野ばら (新字新仮名) / 小川未明(著)
一家の誰の眼も、にこやかに耀かがやき、床の間に投げ入れた、八重桜やえざくらが重たげなつぼみを、静かに解いていた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ドストエフスキーの作などに描かれているように怒りや憎しみの裏を愛が流れ、争いや呪いのなかに純な善が耀かがやくのである。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
三右衛門は治修にこう問われると、昂然こうぜんと浅黒い顔を起した。その目にはまた前にあった、不敵なかがやきも宿っている。
三右衛門の罪 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
やさしい鬼の娘たちに恋をすることさえ忘れたのか、黙々と、しかし嬉しそうに茶碗ちゃわんほどの目の玉をかがやかせながら。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
晴れわたった夜空には月もなく、ただ銀河系の群星が暗黒な空間にダイヤモンドの砂を撒いたようにキラキラとかがやいていた。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
佃と伸子は食堂へ行ったが、華やかに装って談笑する人々、かがやく食卓の光景は、今まるで彼女の心に迫る力を失ってしまった。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
コロヽホルムをがせてこれを殺して、れからその医師が光りかがやとうとってグット制すと
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
別邸の夜に、明治大正時代のシャンデリヤがかがやいたころ、この一農家では、英世少年が志す勉学の資もままにならなかった。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しばらくすると水上がまばゆくかがやいてきて、両側の林、堤上の桜、あたかも雨後の春草のように鮮かに緑の光を放ってくる。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
明治聖帝が日本の国土のかがやきの権化ごんげでおわしますならば、桜さく国の女人の精華は、この后であらせられた。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
重左は、麻のようなひげをしごきながら、底光りのする眼をかがやかした。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朦朧もうろうと月光にかがやかされながら一人の男が現れ出た。頭巾をいただ十徳じっとくを着た、放心したような男であった。その男は静々と——獲物を狙う悪獣のように、光明優婆塞へ近寄った。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
井戸の壁と起した石とに炤々乎しょうしょうことして燠火おきびかがやいていた。
黄金色をした両眼もぎらぎらとかがやいた。
不動像の行方 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
国王これをおとない眼を開きて相面せよといいしに、わが眼睛耀てりて、君輩当りがたしと答え、国史に猿田彦大神、眼八咫鏡やたのかがみのごとくにして、赤酸漿あかかがちほどかがやく、八百万やおよろず神、皆目勝まかちて相問うを得ずとある。