“燠火”の読み方と例文
読み方割合
おきび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真っ赤に充血した両眼は大きく見ひらかれ(これで十日のあいだ一睡もしないのだ)、じっと動かぬ燠火おきびのように燃えている。
呻き声は絶え入りそうにもつれて上る。井戸の壁と起した石とに炤々乎しょうしょうことして燠火おきびかがやいていた。