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燠
ふりがな文庫
“燠”の読み方と例文
読み方
割合
おき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おき
(逆引き)
それにも増して、刀身へ穴でも
穿
(
あ
)
けるかのように、その刀身を見詰めているのは、
燠
(
おき
)
のように熱を持った薪左衛門の眼であった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
おしんは竈の下から
燠
(
おき
)
を『十能』に入れて、表の室のマツチの屑と、煙草の吸殻で一杯になつて居る穢い長火鉢に入れながら
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
長吉は黙って掌で
燠
(
おき
)
の見当をつけて煙草を
点
(
つ
)
けた。お杉の顔は
嘲
(
あざけ
)
りでいっぱいになっていた。お杉は次の
室
(
へや
)
へ顔をやった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
燠(おき)の例文をもっと
(35作品)
見る
燠
漢検1級
部首:⽕
17画
“燠”を含む語句
燠火
鬱燠
“燠”のふりがなが多い著者
賀川豊彦
本庄陸男
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
ニコライ・ゴーゴリ
加能作次郎
嘉村礒多
ヴィクトル・ユゴー
下村湖人
ギ・ド・モーパッサン
島木健作