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燿
ふりがな文庫
“燿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かがや
69.2%
かが
7.7%
かゞや
7.7%
かがよ
3.8%
きら
3.8%
ひか
3.8%
よう
3.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがや
(逆引き)
景陽宮の
深殿
(
しんでん
)
は、ここ
燿
(
かがや
)
く
祗候
(
しこう
)
ノ
間
(
ま
)
だった。
出御
(
しゅつぎょ
)
の
金鈴
(
きんれい
)
がつたわると、ほどなく
声蹕
(
せいひつ
)
の
鞭
(
むち
)
を告げること三たび、
珠簾
(
しゅれん
)
サラサラと捲き上がって
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燿(かがや)の例文をもっと
(18作品)
見る
かが
(逆引き)
彼の眼は、別人のように
燿
(
かが
)
やいて、奥の間を閉じこめた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燿(かが)の例文をもっと
(2作品)
見る
かゞや
(逆引き)
空気
洋燈
(
らんぷ
)
が
煌々
(
くわう/\
)
と
燿
(
かゞや
)
いて書棚の
角々
(
かど/\
)
や、金文字入りの
書
(
ほん
)
や、置時計や、水彩画の
金縁
(
きんぶち
)
や、
籐
(
とう
)
のソハに
敷
(
しい
)
てある
白狐
(
びやくこ
)
の
銀毛
(
ぎんまう
)
などに反射して部屋は
綺麗
(
きれい
)
で陽気である、銀之助はこれが
好
(
すき
)
である。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
燿(かゞや)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かがよ
(逆引き)
晩春の悩ましい陽の光が、杉の木立から射し込んで、緑の草や草の間の野花を、質のよい織物のように
燿
(
かがよ
)
わせていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
燿(かがよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
きら
(逆引き)
然しホテルの建っている場所から、谷を隔てた処に在る第×
聯隊
(
れんたい
)
のモダン営舎だけは、支那事変のための夜間訓練でもあるか、まだ灯火が美しく
燿
(
きら
)
めいていた。
亡霊ホテル
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
燿(きら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひか
(逆引き)
何故、冬の月は朝になってもあんなに
燿
(
ひか
)
るのだらう。私は寝衣一枚で窓側に立って慄へて居た。
焚いてしまふ
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
燿(ひか)の例文をもっと
(1作品)
見る
よう
(逆引き)
全土の戦雲今やたけなわの折に、この大将星が
燿
(
よう
)
として
麦城
(
ばくじょう
)
の草に落命するのを境として、三国の大戦史は、これまでを前三国志と呼ぶべく、これから先を後三国志といってもよかろうと思う。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燿(よう)の例文をもっと
(1作品)
見る
燿
漢検1級
部首:⽕
18画
“燿”を含む語句
赫燿
栄燿
榮燿
光燿
燿々
黒燿石
栄燿栄華
燿奕
黒燿
震燿
衒燿
眩燿的
燿蔵
燿灼的
燿子
炫燿
景燿
忠燿
御栄燿
“燿”のふりがなが多い著者
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
今村恒夫
福沢諭吉
吉川英治
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
海野十三
山本周五郎
新美南吉
国枝史郎