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祗候
ふりがな文庫
“祗候”の読み方と例文
読み方
割合
しこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しこう
(逆引き)
景陽宮の
深殿
(
しんでん
)
は、ここ
燿
(
かがや
)
く
祗候
(
しこう
)
ノ
間
(
ま
)
だった。
出御
(
しゅつぎょ
)
の
金鈴
(
きんれい
)
がつたわると、ほどなく
声蹕
(
せいひつ
)
の
鞭
(
むち
)
を告げること三たび、
珠簾
(
しゅれん
)
サラサラと捲き上がって
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神※の※の字は音「ぎ」にして
示扁
(
しめすへん
)
に氏の字を書く。普通に
祗
(
し
)
(氏の下に一を引く者)の字を書くは誤なり。祗は音「し」にして
祗候
(
しこう
)
などの祗なり。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
官符をかしこみ、
忩然
(
しようぜん
)
として道に上り、
祗候
(
しこう
)
するの間、仰せ奉りて云はく、将門之事、既に恩沢に
霑
(
うるほ
)
ひぬ。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
祗候(しこう)の例文をもっと
(7作品)
見る
“祗候”の意味
《名詞》
側近くに仕えること。
ご機嫌を伺うこと。
(出典:Wiktionary)
祗
漢検1級
部首:⽰
10画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“祗候”で始まる語句
祗候人
検索の候補
祗候人
“祗候”のふりがなが多い著者
吉川英治
斎藤茂吉
谷崎潤一郎
幸田露伴
正岡子規