“金鈴”の読み方と例文
読み方割合
きんれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武子さんの第一歌集『金鈴きんれい』を、手許においたのだが、ふととり失なってしまって、今、覚えているのは、思いだすものよりしかないが
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
景陽宮の深殿しんでんは、ここかがや祗候しこうだった。出御しゅつぎょ金鈴きんれいがつたわると、ほどなく声蹕せいひつむちを告げること三たび、珠簾しゅれんサラサラと捲き上がって
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ればひゞき宛然さながら金鈴きんれいのごとし、これ合圖あひづ
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)