“かがよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
耀87.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白色光の神秘な光芒こうぼうがあたりに耀かがよいはじめた。……そして、どこからともなく、「雅楽」のような不思議な楽音がかすかに聞えて来る。やがて、文麻呂は魂を失ったもののごとく、茫然として立上る。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
キラキラキラと耀かがようようすは、ゾッとするほどにも凄く見えた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
晩春の悩ましい陽の光が、杉の木立から射し込んで、緑の草や草の間の野花を、質のよい織物のようにかがよわせていた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)