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榮燿
養生を
榮燿の
樣に
思ふは
世上一般の
習慣なり。
今余が
言へる
養生法は、いかなる
貧人、いかなる
賤業の
人にても、
日夜心を
注げば
出來る
事なり。
因て
其大意を
三首の
蜂腰に
綴ること
爾り。
榮燿に
暮すやに
相見え
候、さるにても
下男下女どもの
主人を
惡ざまに
申し、
蔭言を
申さぬ
家とては
更になく、また
親子夫婦相親み、
上下和睦して
家内に
波風なく、
平和に
目出度きところは
稀に
候