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賤業
ふりがな文庫
“賤業”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんぎょう
60.0%
せんげふ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんぎょう
(逆引き)
己れ炊事を
親
(
みずか
)
らするの覚悟なくば
彼
(
か
)
の豪壮なる壮士の
輩
(
はい
)
のいかで
賤業
(
せんぎょう
)
を
諾
(
うべな
)
わん、私利私欲を
棄
(
す
)
ててこそ、
鬼神
(
きしん
)
をも服従せしむべきなりけれ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
昔の下級士族の家庭婦人は糸車を回し手機を織ることを少しも恥ずかしい
賤業
(
せんぎょう
)
とは思わないで、つつましい誇りとしあるいはむしろ最大の楽しみとしていたものらしい。
糸車
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
賤業(せんぎょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
せんげふ
(逆引き)
御尤
(
ごもつとも
)
です、新聞には大抵、小米と申すのが、
未
(
ま
)
だ
賤業
(
せんげふ
)
に
陥
(
おちい
)
らぬ以前、何か兼吉と醜行でもあつた様にありますが、其れは多分小米と申すの
実母
(
はゝ
)
から出た誤聞であります
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
養生
(
やうじやう
)
を
榮燿
(
えいやう
)
の
樣
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふは
世上
(
せじやう
)
一般
(
いつぱん
)
の
習慣
(
ならはし
)
なり。
今
(
いま
)
余
(
よ
)
が
言
(
い
)
へる
養生法
(
やうじやうはふ
)
は、いかなる
貧人
(
ひんじん
)
、いかなる
賤業
(
せんげふ
)
の
人
(
ひと
)
にても、
日夜
(
にちや
)
心
(
こゝろ
)
を
注
(
そゝ
)
げば
出來
(
でき
)
る
事
(
こと
)
なり。
因
(
よつ
)
て
其
(
その
)
大意
(
たいい
)
を
三首
(
さんしゆ
)
の
蜂腰
(
ほうえう
)
に
綴
(
つゞ
)
ること
爾
(
しか
)
り。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
賤業(せんげふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
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