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『糸車』
ふりがな文庫
『
糸車
(
いとぐるま
)
』
祖母は文化十二年(一八一五)生まれで明治二十二年(一八八九)自分が十二歳の歳末に病没した。この祖母の「思い出の画像」の数々のうちで、いちばん自分に親しみとなつかしみを感じさせるのは、昔のわが家のすすけた茶の間で、糸車を回している袖なし羽織を …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文学」1935(昭和10)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
北
(
ぎた
)
撮
(
と
)
浸
(
し
)
縞
(
じま
)
老媼
(
ろうおう
)
子守
(
こも
)
賤業
(
せんぎょう
)
袖
(
そで
)
行燈
(
あんどん
)
螺旋
(
らせん
)
間隙
(
かんげき
)
蒴
(
さく
)
花萼
(
かがく
)
轢音
(
れきおん
)
空隙
(
くうげき
)
田舎
(
いなか
)
銀座
(
ぎんざ
)
甥
(
おい
)
滑稽
(
こっけい
)
樫材
(
かしざい
)
棉畑
(
わたばたけ
)
棉実
(
めんじつ
)
棉
(
わた
)
枠
(
わく
)
木綿
(
もめん
)
撚
(
よ
)
手機
(
てばた
)
愛玩
(
あいがん
)
宅
(
うち
)
媒色
(
すすいろ
)
唸
(
うな
)
味噌
(
みそ
)