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賤業
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せんぎょう
ふりがな文庫
“
賤業
(
せんぎょう
)” の例文
己れ炊事を
親
(
みずか
)
らするの覚悟なくば
彼
(
か
)
の豪壮なる壮士の
輩
(
はい
)
のいかで
賤業
(
せんぎょう
)
を
諾
(
うべな
)
わん、私利私欲を
棄
(
す
)
ててこそ、
鬼神
(
きしん
)
をも服従せしむべきなりけれ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
昔の下級士族の家庭婦人は糸車を回し手機を織ることを少しも恥ずかしい
賤業
(
せんぎょう
)
とは思わないで、つつましい誇りとしあるいはむしろ最大の楽しみとしていたものらしい。
糸車
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
やはり馴れた
賤業
(
せんぎょう
)
の
外
(
ほか
)
にはないような心になるのであろう。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“賤業”で始まる語句
賤業婦