“莠”の読み方と例文
読み方割合
はぐさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はぐさの如く早晩誅鋤ちゅうじょされおわることと思うけれども、今日一部にかくの如き思想が存在しおるが故に、我輩はあえてこの説をなすものである。
現代の婦人に告ぐ (新字新仮名) / 大隈重信(著)
たとへば食をあさりてつどへる鳩の、聲もいださず、その習ひなるほこりもみせで、麥やはぐさの實を拾ふとき 一二四—一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
のらに向いて壁のようにたつ林の一面はすべてざわざわざわつき、細末の玉の屑を散らしたように、かがやきはしないが、ちらついていた、また枯れ草、はぐさ
あいびき (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)