“加賀屋”の読み方と例文
読み方割合
かがや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るにつけたれあつて用立ようたつものなきによりしやう三郎日頃ひごろ懇意こんいなる加賀屋長兵衞方かがやちやうべゑかたゆきみぎ概略あらましはなしければ長兵衞は氣のどくに思ひ材木屋ざいもくや仲間なかまうち山形屋やまがたや箱根屋はこねや加賀屋かがや其外十人の者をたのみて無盡むじん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞ておどろき我は加賀屋かがや長兵衞方へ參るあひだ其方後よりまゐるべしとて其足そのあしにて又七は長兵衞方へいた是迄これまでの事を物語り勘辨かんべんなり難しと立腹りつぷくいたしければ長兵衞ももつての外におどろきける處へ長助も來り三人ひたひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ますかつそれ富貴ふうきしううらみなりと此言やむべなるかな享保のころ麹町二丁目に加賀屋かがや四郎右衞門とて間口まぐち十八間餘けんよ番頭ばんとう手代てだい丁稚でつち五十餘人其外下女下男二十人夫婦に子供こども都合つがふ七十人餘のくらしにして地面四五ヶ所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)