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深碧
ふりがな文庫
“深碧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんぺき
60.0%
ふかみどり
30.0%
フカミドリ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんぺき
(逆引き)
耳を澄ますと、四山の樹々には、さまざまな
小禽
(
ことり
)
の
群
(
むれ
)
が
万華
(
まんげ
)
の春に歌っている。空は
深碧
(
しんぺき
)
に
拭
(
ぬぐ
)
われて、虹色の陽が
熔
(
とろ
)
けそうに
燦
(
かがや
)
いていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
深碧(しんぺき)の例文をもっと
(6作品)
見る
ふかみどり
(逆引き)
壁はいよ/\
深碧
(
ふかみどり
)
の色を加へて、野中の大杉の影はくつきりと線を引いたやうに、その午後の晴やかな空に
聳
(
そび
)
えて居る。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
深碧(ふかみどり)の例文をもっと
(3作品)
見る
フカミドリ
(逆引き)
朝曇り後晴れて、海のやうに
深碧
(
フカミドリ
)
に
凪
(
ナ
)
いだ空に、昼過ぎて、白い雲が
頻
(
シキ
)
りにちぎれ/\に飛んだ。其が
門渡
(
トワタ
)
る船と見えてゐる内に、
暴風
(
アラシ
)
である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
深碧(フカミドリ)の例文をもっと
(1作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈
検索の候補
碧波深處伴蛟龍
“深碧”のふりがなが多い著者
押川春浪
梅崎春生
吉川英治
江戸川乱歩
折口信夫
国枝史郎
田山花袋
寺田寅彦