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万華
ふりがな文庫
“万華”の読み方と例文
読み方
割合
まんげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんげ
(逆引き)
高時は、堂上などに、
眷恋
(
けんれん
)
はせぬ。京にも負けぬ、鎌倉の京をここに築いて見しょう。あらゆる工芸の
粋
(
すい
)
をあつめ、
万華
(
まんげ
)
鎌倉の楽園を
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
耳を澄ますと、四山の樹々には、さまざまな
小禽
(
ことり
)
の
群
(
むれ
)
が
万華
(
まんげ
)
の春に歌っている。空は
深碧
(
しんぺき
)
に
拭
(
ぬぐ
)
われて、虹色の陽が
熔
(
とろ
)
けそうに
燦
(
かがや
)
いていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
義清は、
扈従
(
こじゅう
)
して、きのうきょう、ここの
万華
(
まんげ
)
のにぎわいを見るにつけ、待賢門院の、今は訪う人まれな冬庭の——わびしい女房たちを、思い出さずにいられなかった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万華(まんげ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“万華(万華区)”の解説
万華区(ばんか/ワンホワ-く)は、台湾台北市の市轄区。
(出典:Wikipedia)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
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