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眷恋
ふりがな文庫
“眷恋”の読み方と例文
読み方
割合
けんれん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんれん
(逆引き)
高時は、堂上などに、
眷恋
(
けんれん
)
はせぬ。京にも負けぬ、鎌倉の京をここに築いて見しょう。あらゆる工芸の
粋
(
すい
)
をあつめ、
万華
(
まんげ
)
鎌倉の楽園を
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ことに常に日影に
眷恋
(
けんれん
)
してゐるあの八ツ手などは光線のある方へとぐんぐんその枝やら幹やらを延して行つた。
樹木と空飛ぶ鳥
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
柾木愛造は、輝くばかりの彼女の舞台姿に、最初の程は、恐怖に近い圧迫を感じるばかりであったが、それが驚異となり、
憧憬
(
あこがれ
)
となり、
遂
(
つい
)
に限りなき
眷恋
(
けんれん
)
と変じて行った。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
眷恋(けんれん)の例文をもっと
(5作品)
見る
眷
漢検1級
部首:⽬
11画
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“眷”で始まる語句
眷族
眷属
眷顧
眷屬
眷々
眷遇
眷
眷愛
眷慕
眷願
“眷恋”のふりがなが多い著者
木下尚江
南方熊楠
江戸川乱歩
田山録弥
吉川英治
田山花袋