むし
この話は、柾木愛造と木下芙蓉との、あの運命的な再会から出発すべきであるが、それについては、先ず男主人公である柾木愛造の、いとも風変りな性格について、一言して置かねばならぬ。 柾木愛造は、既に世を去った両親から、幾何の財産を受継いだ一人息子で …
作品に特徴的な語句
ほう うつ たぐい くちばし つまず ちょう ばち まわり 一日いちじつ ぶた ぐん なつか じょう きょう るい 氷室ひょうしつ 頭光とうこう むこう こまや にくし つっ あた あるい だい うち きず こう みに 最早もは 思出おもいで あが はじ こら わざ まず 鼻口びこう ついや とう あわただ 合点がってん 身体しんたい 悪血あくけつ 可愛かあい 辻待つじま さか および いと なか 護謨ごむ におい そう うたがい たたみ とど しお かんがえ から のち 丹塗にぬ 世迷よまよ こう ねがい 満更まんざ なめら ひそ うるお こま 此上このうえ ごと おさ よう 縫合ほうごう とも 強直ごうちょく へだた 憧憬あこがれ いざな せき つつみ あいだ こつ すで
題名が同じ作品
(旧字旧仮名)萩原朔太郎 (著)