“眷族”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんぞく98.6%
ケンゾク1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われわれどもの妻子眷族けんぞくを人質にさし出しましょう。それを以て、われら宿老どもが、尼ヶ崎まで参ることをお見のがしねがいたい。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
森林の王鬼王丸が眷族けんぞくひきいて出陣したと早くも聞き伝えた妖精どもが谷々峰々から数を尽くし味方しようとせ加わったのである。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
コノ人必ズ七日ノ後、マサニカクノ如キ快楽ケラク眷族ケンゾクヲステ、決定ケツジョウ必ズ死ニイタルベシ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)