“御眷族”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごけんぞく75.0%
ごげんぞく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「したが、数正どの。たくさんな御眷族ごけんぞくともなって、いったい、これから先どこへ浪々ろうろうの晩年を、落着かれるおつもりか。お行く先を、お聞かせ下さい」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは神木しんぼくである御蔭おかげじゃ。わしほかにこの銀杏いちょうには神様かみさま御眷族ごけんぞく多数おおぜいいてられる。しいささかでもこれに暴行ぼうこうくわえようものなら、立所たちどころ神罰しんばつくだるであろう。
寿命じゅみょうのないものは、いかにおねがいしてもおききれがございませぬが、矢張やはりこのおんなにはまだ寿命じゅみょうのこってたのでございましょう、産土うぶすな神様かみさま御眷族ごげんぞく丁度ちょうど神主かんぬしのような姿すがたをしてそのあらわれ