“多数”のいろいろな読み方と例文
旧字:多數
読み方(ふりがな)割合
おおぜい25.0%
たすう25.0%
おおく18.8%
あまた12.5%
おほく12.5%
たくさん6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“多数”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それは神木しんぼくである御蔭おかげじゃ。わしほかにこの銀杏いちょうには神様かみさま御眷族ごけんぞく多数おおぜいいてられる。
私はいきなりその手を押えようと思って、フと気がついたんです、四辺の食卓には多数おおぜいの人がいるではありませんか、ボーイも背後に敬々うやうやしく立って見ています。
鉄の処女 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
こんなことから、おとこは、多数たすう生徒せいとらにかって、むかしみなみのあるまちあるいているときに
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのおんなは、けぎらいな、しっかりしたでしたけれど、相手あいて多数たすうなので、どうすることもできませんでした。
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
また多数おおくひと霊魂不死れいこんふししんじているのをおもし、もしそんなことがあったらばとかんがえたが
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
彼らが眼前めさきに彼らがしたる多数おおく奢侈しゃしの子孫を殺して、玩物がんぶつの念を嗟歎さたんの灰の河に埋めよ、彼らは蚕児かいこの家を奪いぬ汝ら彼らの家を奪えや
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「万が一にも、大丈夫とは思うが、万一、こしものでも引き抜くと、この混雑の中で多数あまたな怪我人を出すから、充分に、気をつけい」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あまり一時に多数あまたの人を会合させるとかえって雑沓ざっとうするからそういう時は幾種いくしゅにも区別して先ず第一は会費二円の食道楽会を毎月一回開く。第二は一円の会費でこれも毎月開く。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
一人に知らるべきことは百人に、百人に知らるべきことは万人の目の前に顕はして、不出来も失敗も功名も手柄も、対手を多数おほくにとりて晴れの場所にて為すぞよき。
婦人と文学 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
彼等がのんどに氷を与へて苦寒に怖れわなゝかしめよ、彼等が胆に針を与へて秘密の痛みに堪ざらしめよ、彼等が眼前めさきに彼等が生したる多数おほくの奢侈の子孫を殺して、玩物の念を嗟歎の灰の河に埋めよ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
妻籠本陣に付属する問屋場、会所から、多数たくさんな通行の客のために用意してあったような建物までがことごとく取りくずしてある。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)