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多数
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おおぜい
ふりがな文庫
“
多数
(
おおぜい
)” の例文
旧字:
多數
私はいきなりその手を押えようと思って、フと気がついたんです、四辺の食卓には
多数
(
おおぜい
)
の人がいるではありませんか、ボーイも背後に
敬々
(
うやうや
)
しく立って見ています。
鉄の処女
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
それは
神木
(
しんぼく
)
である
御蔭
(
おかげ
)
じゃ。
俺
(
わし
)
の
外
(
ほか
)
にこの
銀杏
(
いちょう
)
には
神様
(
かみさま
)
の
御眷族
(
ごけんぞく
)
が
多数
(
おおぜい
)
附
(
つ
)
いて
居
(
お
)
られる。
若
(
も
)
しいささかでもこれに
暴行
(
ぼうこう
)
を
加
(
くわ
)
えようものなら、
立所
(
たちどころ
)
に
神罰
(
しんばつ
)
が
降
(
くだ
)
るであろう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
あれほど疲れてもいるし、いやがりもするのを、なんだって
多数
(
おおぜい
)
して担ぎ上げようとするのだか、それがいよいよわからないから、米友は人を掻きわけて、ずっと傍へ寄りました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
重「へえ、どうしても生きては
居
(
お
)
られません、種々深い訳がございますので、お止めなすっても中々一通りの訳じゃアございません、みんな私の不調法から
多数
(
おおぜい
)
の人の難儀になる事ですから、どうかお殺しなすって」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
“多”で始まる語句
多
多寡
多勢
多少
多分
多忙
多人数
多數
多日
多時