“多数(あまた)” の例文
旧字:多數
「万が一にも、大丈夫とは思うが、万一、腰(こし)の刀(もの)でも引き抜くと、この混雑の中で多数(あまた)な怪我人を出すから、充分に、気をつけい」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あまり一時に多数(あまた)の人を会合させるとかえって雑沓(ざっとう)するからそういう時は幾種(いくしゅ)にも区別して先ず第一は会費二円の食道楽会を毎月一回開く。第二は一円の会費でこれも毎月開く。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)