“けんぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケンゾク
語句割合
眷属50.0%
眷族46.8%
眷屬3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の祖神としては、この分身によって自分にも豊かさという性格を附け加え得られ、眷属けんぞくの繁栄を眼に見ることである。感謝すべきだ。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
森林の王鬼王丸が眷族けんぞくひきいて出陣したと早くも聞き伝えた妖精どもが谷々峰々から数を尽くし味方しようとせ加わったのである。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こゑあるそらは、ほんのりと、ゆめのやうなくもともしびつゝんでうごく。……かゝるとき眷屬けんぞくたち三萬さんまん三千さんぜんのおさるさんもあそぶのらしい。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)