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眷屬
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けんぞく
ふりがな文庫
“
眷屬
(
けんぞく
)” の例文
新字:
眷属
垂しより
已來
(
このかた
)
本尊
(
ほんそん
)
現化
(
げんげ
)
の秋の月は
照
(
てら
)
さずと云所も無く
眷屬
(
けんぞく
)
結縁
(
けちえん
)
の春の
花
(
はな
)
薫
(
かをら
)
ずと云ふ袖も
無
(
な
)
し
方便
(
はうべん
)
の
門
(
かど
)
には罪有る者を
罰
(
ばつ
)
し
難
(
がた
)
く
抑々
(
そも/\
)
義長の
品行
(
おこなひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聲
(
こゑ
)
ある
空
(
そら
)
は、ほんのりと、
夢
(
ゆめ
)
のやうな
雲
(
くも
)
に
灯
(
ともしび
)
を
包
(
つゝ
)
んで
動
(
うご
)
く。……かゝる
時
(
とき
)
、
眷屬
(
けんぞく
)
たち
三萬
(
さんまん
)
三千
(
さんぜん
)
のお
猿
(
さる
)
さんも
遊
(
あそ
)
ぶのらしい。
祭のこと
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「王子が近いから、いづれ
裝束
(
しやうぞく
)
稻荷の
眷屬
(
けんぞく
)
が、千住あたりの同類へ嫁入するんだらうてえことでその晩は濟んだが、驚いたことにそれから三日目の晩、又雨のシヨボシヨボ降る日、今度は先のよりでつかい狐の嫁入があつたんです」
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
家
(
いへ
)
あり、
妻
(
つま
)
あり、
眷屬
(
けんぞく
)
あり、いろがあつて、
金持
(
かねもち
)
で、
大阪
(
おほさか
)
を
一
(
ひと
)
のみに、
停車場前
(
ステエシヨンまへ
)
を、さつ/\と、
自動車
(
じどうしや
)
、
俥
(
くるま
)
、
歩行
(
ある
)
くのさへ
電車
(
でんしや
)
より
疾
(
はや
)
いまで、
猶豫
(
ため
)
らはず、
十字
(
じふじ
)
八方
(
はつぱう
)
に
捌
(
さば
)
ける
人數
(
にんず
)
を
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「俺は
眷屬
(
けんぞく
)
を捕まへて來る」
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
眷
漢検1級
部首:⽬
11画
屬
部首:⼫
21画
“眷”で始まる語句
眷族
眷属
眷顧
眷恋
眷々
眷遇
眷
眷愛
眷慕
眷願