“万華鏡”のいろいろな読み方と例文
旧字:萬華鏡
読み方割合
まんげきょう66.7%
ばんかきょう16.7%
ひやくめがね8.3%
カレードスコープ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その白牡丹のような白紗の鰭には更にすみれふじ、薄青等の色斑があり、更に墨色古金色等の斑点も交って万華鏡まんげきょうのような絢爛
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そこには、ゴチャゴチャと無数の肉塊にくかいうごめいていた。人肉の万華鏡ばんかきょうみたいなものが、眼界一杯に、あやしくも美しく開いていたのだ。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
けれども一八二三年という年には、特にいちじるしく市民階級ブールジョアの間に流行してきた二つの物があった。すなわち万華鏡カレードスコープ木目模様もくめもようのブリキのランプとである。