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てあぶり
ふりがな文庫
“てあぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
手焙
77.8%
手炉
11.1%
手炙火鉢
5.6%
手烙
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手焙
(逆引き)
道場の前を通つて、下男部屋を覗くと、
大痕痘
(
おほあばた
)
の熊吉が、庭の掃除をすませ、
手焙
(
てあぶり
)
を股火鉢にして、これだけは贅澤らしい煙草を
燻
(
くゆ
)
らせてをります。
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
てあぶり(手焙)の例文をもっと
(14作品)
見る
手炉
(逆引き)
今日はまた珍客の
入来
(
じゅらい
)
とて、朝まだきの床の中より用意に急がしく、それ庭を掃け
裀
(
しとね
)
を出せ、
銀穂屋
(
ぎんぼや
)
付きの
手炉
(
てあぶり
)
に、
一閑釣瓶
(
いっかんつるべ
)
の煙草盆、床には御自慢の
探幽
(
たんゆう
)
が、和歌の三夕これを見てくれの三幅対
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
てあぶり(手炉)の例文をもっと
(2作品)
見る
手炙火鉢
(逆引き)
二階には
手炙火鉢
(
てあぶり
)
が運ばれた。吸物椀や
硯蓋
(
すずりぶた
)
のたぐいも運び出された。冬の西日が窓に明るいので女房は屏風を立て廻してくれた。
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
てあぶり(手炙火鉢)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
手烙
(逆引き)
親爺
(
おやぢ
)
は
刻
(
きざ
)
み
烟草
(
たばこ
)
を
吹
(
ふ
)
かすので、
手
(
て
)
のある長い烟草盆を前へ引き付けて、
時々
(
とき/″\
)
灰吹
(
はいふき
)
をぽん/\と
叩
(
たゝ
)
く。それが静かな
庭
(
には
)
へ響いて
好
(
い
)
い
音
(
おと
)
がする。代助の方は
金
(
きん
)
の
吸口
(
すひくち
)
を四五本
手烙
(
てあぶり
)
の
中
(
なか
)
へ
並
(
なら
)
べた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
てあぶり(手烙)の例文をもっと
(1作品)
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