トップ
>
吸口
ふりがな文庫
“吸口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいくち
61.5%
すひくち
30.8%
くち
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいくち
(逆引き)
次には同じようにして
吸口
(
すいくち
)
の方を
嵌
(
は
)
め込み叩き込むのであるが、これを太鼓のばちのように振り廻す手付きがなかなか面白い見物であった。
喫煙四十年
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
吸口(すいくち)の例文をもっと
(8作品)
見る
すひくち
(逆引き)
藍微塵
(
あゐみぢん
)
の
袷
(
あはせ
)
を、膝が破れさうに坐つて、此時代では何よりの贅澤とされた銀の
吸口
(
すひくち
)
のチヨツピリ付いた煙管で煙草盆を引寄せる平次は、若くて好い男ながら
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
吸口(すひくち)の例文をもっと
(4作品)
見る
くち
(逆引き)
金の
吸口
(
くち
)
で、
烏金
(
しゃくどう
)
で張った
煙管
(
きせる
)
で、ちょっと歯を染めなさったように見えます。
懐紙
(
かいし
)
をな、
眉
(
まゆ
)
にあてて
私
(
てまい
)
を、おも長に御覧なすって
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吸口(くち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“吸口”の解説
吸口(すいくち)は、汁物料理に用いられるつけあわせ、薬味のことである。香頭とも呼ばれる。
香りと風味を与え生臭い匂いを消す作用や、見た目を美しくすることによって食欲をそそる働きがある。また、木の芽のような葉物を浮かべることで、熱い汁物を一気に飲むことで火傷をしないようにする効用もある。一般に、木の芽(山椒の葉)やゆず(皮)等で、配合されている内容物から七味唐辛子を用いることも有る。
(出典:Wikipedia)
吸
常用漢字
小6
部首:⼝
6画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“吸”で始まる語句
吸
吸殻
吸血鬼
吸物
吸込
吸筒
吸物椀
吸子
吸盤
吸付
検索の候補
口吸
“吸口”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
三遊亭円朝
内田魯庵
長塚節
長谷川時雨
泉鏡花
夏目漱石
吉川英治
夢野久作
寺田寅彦