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吸殻
読み方 | 割合 |
すいがら | 86.5% |
すひがら | 8.1% |
すゐがら | 2.7% |
メゴ | 2.7% |
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と、
禁厭をいいながら、馬春堂の吹いてころがした
吸殻の火玉を、煙管の先で追いかけたが、
雁首でおさえるとジーッといったので
はや
其の
谷川の
音を
聞くと
我身で
持余す
蛭の
吸殻を
真逆に
投込んで、
水に
浸したら
嘸可心地であらうと思ふ
位、
何の
渡りかけて
壊れたら
夫なりけり。
雪枝は
息せはしく
成つて
一息吐く。ト
老爺は
煙草を
払いた。
吸殻の
落た
小草の
根の
露が、
油のやうにじり/\と
鳴つて、
煙が
立つと、ほか/\
薄日に
包まれた。
あるいは
部落にたぐまる
吸殻屋の情婦にでもなりかねぬ末たのもしい面相
骨柄。