諦視みつ)” の例文
その一人は羨ましさうにほかの子の持つ二つの小さい薄荷水の罎を諦視みつめて居た。遂には彼はそれを要求するに至つた。そこで小さい爭が始まる。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)