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諦視
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ながめつめ
ふりがな文庫
“
諦視
(
ながめつめ
)” の例文
この時日は既に
万家
(
ばんか
)
の
棟
(
むね
)
に没しても、
尚
(
な
)
お
余残
(
なごり
)
の影を
留
(
とど
)
めて、西の半天を薄紅梅に
染
(
そめ
)
た。顧みて
東方
(
とうぼう
)
の半天を眺むれば、
淡々
(
あっさり
)
とあがった水色、
諦視
(
ながめつめ
)
たら
宵星
(
よいぼし
)
の一つ二つは
鑿
(
ほじ
)
り出せそうな
空合
(
そらあい
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“諦視”の意味
《名詞》
じっとよく見ること。見極め。
(出典:Wiktionary)
諦
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“諦”で始まる語句
諦
諦観
諦念
諦觀
諦悟
諦聴
諦感
諦貫
諦念主義
諦観真如乞食活