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笞刑
ふりがな文庫
“笞刑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちけい
87.5%
たいけい
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちけい
(逆引き)
その一に「密通」の禁があって、それを犯した者は死ぬまでの
笞刑
(
ちけい
)
に処された。罪人の子孫を殖やさないため、特に重刑を科したらしい。
ちくしょう谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
十字架はローマの法律による極刑であり、これに処する犯人に対しては、十字架につける前に、付加刑として
笞刑
(
ちけい
)
を加える定めであった。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
笞刑(ちけい)の例文をもっと
(14作品)
見る
たいけい
(逆引き)
そしてやはり黙ったまま
陰鬱
(
いんうつ
)
に規則的にそこを歩き回って、
笞刑
(
たいけい
)
を受ける兵士のように五分間ごとに男の
嘲罵
(
ちょうば
)
の的となっていた。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
イワンは
笞刑
(
たいけい
)
を加へられた上、流罪にされることになりました。それでまづむちでもつて
半死
(
はんじに
)
になるまでぶたれました。
ざんげ
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
笞刑(たいけい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“笞刑(笞罪)”の解説
笞罪(ちざい)、笞刑(ちけい)とは、体刑の一つで、笞(むち)を打つことによるもの。鞭打ち刑。
唐の律令法では、笞刑・杖刑・徒刑・流刑・死刑があり、これらを五刑と呼んだ。日本や朝鮮半島などの周辺諸国でも受容され、日本では大宝律令・養老律令において笞罪・杖罪・徒罪・流罪・死罪が定められていた。
(出典:Wikipedia)
笞
漢検1級
部首:⽵
11画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“笞刑”の関連語
敲
重敲
“笞刑”で始まる語句
笞刑吏
検索の候補
笞刑吏
“笞刑”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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