トップ
>
半死
ふりがな文庫
“半死”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はんし
75.0%
はんじに
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんし
(逆引き)
洪水
(
こうずゐ
)
の
去
(
さ
)
つた
後
(
あと
)
は、
丁度
(
ちやうど
)
過激
(
くわげき
)
な
精神
(
せいしん
)
の
疲勞
(
ひらう
)
から
俄
(
にはか
)
に
老衰
(
らうすゐ
)
した
者
(
もの
)
の
如
(
ごと
)
く、
半死
(
はんし
)
の
状態
(
じやうたい
)
を
呈
(
てい
)
した
草木
(
さうもく
)
は
皆
(
みな
)
白髮
(
はくはつ
)
に
變
(
へん
)
じて
其
(
そ
)
の
力
(
ちから
)
ない
葉先
(
はさき
)
を
秋風
(
あきかぜ
)
に
吹
(
ふ
)
き
靡
(
なび
)
かされた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
上流
(
かわかみ
)
の毒汁が
幾分
(
いくぶん
)
でも流れ込んでいるので、もう五つ六つの鱣が腹をかえして
片泳
(
かたおよ
)
ぎをしていた。そこにもまた皮粕を入れた。山女や
岩魚
(
いわな
)
がまた七八尾
半死
(
はんし
)
になって浮いて来た。
岩魚の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
半死(はんし)の例文をもっと
(3作品)
見る
はんじに
(逆引き)
イワンは
笞刑
(
たいけい
)
を加へられた上、流罪にされることになりました。それでまづむちでもつて
半死
(
はんじに
)
になるまでぶたれました。
ざんげ
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
半死(はんじに)の例文をもっと
(1作品)
見る
“半死”の意味
《名詞》
半死(はんし)
死にかかっていること。
余命がないこと。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“半死”で始まる語句
半死半生
検索の候補
半死半生
慈善書生半死身
“半死”のふりがなが多い著者
鈴木三重吉
長塚節
北原白秋
田中貢太郎