“讎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたき54.5%
あだ36.4%
あだうち9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隠してはいかぬ、かたきを取って貰いたければわしに話しなさい、又趣意にって話をつけてお前の顔の立つ様にもしよう、そうじゃないか
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
東西のある乾坤けんこんに住んで、利害の綱を渡らねばならぬ身には、事実の恋はあだである。目に見る富は土である。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一六九七年豕一疋神の肉を食いたいと謀反むほんを起し、蛇に咬まれた後あだうちがてら蛇を食いおわるを、側に在合いあわせた黒人が制し得なんだ。