“復讎心”の読み方と例文
読み方割合
ふくしゅうしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噛みはせぬが、威嚇いかくする。彼が流浪るろう時代に子供にいじめられた復讎心ふくしゅうしんが消えぬのである。子供と云えば、日本の子供はなぜ犬猫を可愛かあいがらぬのであろう。直ぐ畜生ちきしょうと云っては打ったり石を投げたりする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)