“夕霧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆふぎり41.7%
ゆうぎり41.7%
ゆうもや8.3%
ユフギリ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……煙(けむり)の遠(とほ)いのは人(ひと)かと見(み)ゆる、山(やま)の魂(たましひ)かと見(み)ゆる、峰(みね)の妾(おもひもの)かと見(み)ゆる、狩(か)り暮(く)らし夕霧(ゆふぎり)に薄(うす)く成(な)り行(ゆ)く、里(さと)の美女(たをやめ)の影(かげ)かとも視(なが)めらるゝ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
二つの掌(て)を口にかざしながら、雲とも夕霧(ゆうぎり)ともつかない白いものにボカされている果(は)てへ、声かぎり呼(よ)び歩いてきた。返辞(へんじ)がない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夕霧(ゆうもや)にうすれてゆくのを見送りながら大声で泣出したくなったのを覚えている。
「夕霧(ユフギリ)」の「ぎ」に(乙)類の文字を用いているのを見れば、「ぎ」に当る二類はちょうど「き」にあたる二類に相当するもので、「ぎ」の(甲)は「き」の(甲)に
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)