“臼窠”の読み方と例文
読み方割合
きゅうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しこうしてその攘夷なるものは、無謀の攘夷に非ず、いわゆる敵愾てきがい的精神を発揮して、遠馭長駕を事とし、あふれて疎枝大葉の侵略論となるも、決して自屈籠城の鎖国的臼窠きゅうかに陥らざりしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)